「おでかけリップ」とは、外国ルーツの子どもたちが自分で進みたい未来についてのイメージを持つことができるように、体験プログラムを提供する取り組みです。
現在、「おでかけリップ」はトライアルとして取り組んでおり、全4回のうちの3回目を3月に実施しました。
3回目は、豊洲のキッザニア東京に行き、子どもたちは男女4人ずつ、子どもたちの親御さんも参加しました。
キッザニアは、子どもたちがいろいろな仕事を実際に体験することができる施設です。外国ルーツの子どもたちが現実社会との接点を持ち、未来の可能性について知るという私たち「おでかけリップ」のコンセプトに合致し、とても素晴らしい体験となりました。
はじめは人が多く、どうしていいのか・・と、戸惑っていた子どもたちも、消防士やパイロット、宅急便屋さん、アイスクリーム作りなど思い思いのアクティビティに参加し、朝9時からお昼を食べるのも忘れて熱中していました。子どもたちの親御さんも同伴して様子を見ることができ、とても喜んでいました。「我が子の可能性を知りたい」「子どもと一緒に過ごしたい」と思って参加した親御さんにも、素晴らしい体験となりました。