代表理事 中里晋三退任のお知らせ

平素よりLiving in Peaceの活動にあたたかいご支援、お力添えをくださり、誠にありがとうございます。

このたび、2018年4月より創設者・慎泰俊の後任として龔軼群とともに代表理事を務めて参りました中里晋三が、任期満了に伴い、本人の意向により再任(重任)は行なわず、2024年10月31日をもって退任いたしましたのでご報告申し上げます。

Living in Peaceは2007年の創設以来、「すべての人に、チャンスを。」をビジョンにかかげ、理事を含むすべてのメンバーが本業を別に持つ、無給パートタイムのプロボノとして活動しています。それは、真に平等な機会のある社会とは、その実現をだれかに委ねることなく、私たちが互いの力と時間を持ち寄って行動することで初めて実現されると信じるからです。

また、すべてのメンバーが対等であるという理念に基づき、オープンかつフラットな組織運営を続けてきました。Living in Peaceは「社会のことも、私事(しごと)に。」をモットーに、すべての人に開かれた場であろうとしています。安定した運営のもと理念やノウハウなどを適切に受け継いでいくことで、社会により広く、大きなインパクトをもたらす活動となることを目指します。

2024年11月からの新たな体制においても、「すべての人に、チャンスを。」のビジョンの実現に向けて、サステナブルで力強い高い組織づくりを変わることなく行ってまいります。引き続き、あたたかなご支援、お力添えのほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

中里晋三からの挨拶

このたび、6年半在任しましたLiving in Peaceの代表理事を退任いたします。2012年、哲学を専攻する大学院生だった時分に活動に参画して以来、理事(2014年4月~)、副理事長(2016年4月~)、代表理事(2018年4月~)と組織運営に携わってまいりました。振り返れば、私は真にこの活動によって育てられたといえる時間と経験を得ながら、Living in Peaceという組織とともに成長してきたように感じます。おかげでわたし自身、至らぬところがありながら、せいいっぱい、思いをかけて、今日まで続けることができました。  

私がとくに関わりましたLiving in Peaceこどもプロジェクトは、本年、取り組みを開始して15年を迎えます。プロジェクト開始以来、児童養護施設等の子どもたちの支援として実施してきたChance Makerプログラムは、一昨年、3施設への建替え支援を完了し、また奨学金事業についても今年度で、のべ16名への支援を完了する見込みです。またこの間、私たちは関西にも活動の拠点を設け、取り組みの幅も、従来の資金支援に加え、教育プログラムの提供、支援者・支援機関の伴走支援、コミュニティに根差した居場所づくり等へ広げながら、その活動を着実に展開していくことができました。  

活動に対する私の思いは変わらず、どんな形であれ今後もLiving in Peaceの一員であり続けます。他方、この節目にあたり、そのかじ取りをこれからのLiving in Peaceを作っていく人たちに委ねるとともに、Living in Peaceが私にあたえてくれた本業や生活上の変化を、わたし自身の新たな歩みとして、せいいっぱいに発展させてもいこうと思いました。Living in Peaceの名のないところでも、私にしかできない活動の継承を行うことをもって、Living in Peaceの活動の意義を示したいと思います。  

これまでのLiving in Peaceの活動を支えてくださったすべての方々に、心からお礼申し上げます。どうかLiving in Peaceのこれからも、私とともに支えてください。

今期 理事体制のご紹介

2024年11月より、下記の理事体制となります。

代表理事 龔 軼群(重任)
理事 木下 祐馬(重任)
理事 湖山 勝喜 (重任)
理事 菅山 大世紀(新任)
理事 原 好乃(新任)
理事 大橋 彩香(新任)
理事 里見 春佳(新任 ※2025年2月1日より)

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