【2021/9/26 15:00-】日本児童相談業務評価機関(J-Oschis)創立記念シンポジウム開催をサポートします

2021年9月26日(日)の15:ooより、Living in Peaceが協力しています「日本児童相談業務評価機関(J-Oschis)」の創設記念シンポジウムが実施されることとなりました。

お申し込みフォーム(Peatix)

J-Oschisは、児童相談業務を行う児童相談所、および一時保護所の第三者評価を行う、日本初の専門的な評価機関です。

児童相談所については、児童養護施設、子ども食堂などと比べて、やや分かりづらいイメージがありますが、地域で生活するすべての児童を対象に、そのニーズをくみ取り、適切な支援につなげる児童福祉のフロントラインです。

近年、児童相談所の業務改善の流れのなかで、一時保護所の第三者評価に取り組む自治体が増えており、今後はさらに児童相談所の第三者評価も実施が広まっていくことが見込まれています。

とはいえ、児童相談業務は専門的かつ特殊であり、その全貌を知り、適切に評価することのハードルは、現時点でかなり高いものがあります。

そうしたなか、第三者評価という大切な仕組みがしかるべき質で普及していく流れを作るべく、これまで一時保護所、児童相談所の第三者評価ガイドラインの策定とモデル実施に関わってきた専門家・実務家たちが中心となり、第三者評価機関を立ち上げました(Living in Peaceは事務局運営をサポートしています)。

今回のシンポジウムでは、第三者評価という観点から、日本の児童相談業務のあるべき姿を考え、未来を共に創る時間にしたいと思います。本テーマに関心を持たれる多くの方々に、ぜひともご参集いただけますと幸いです!

■開催日時

日時:2021年9月26日(日) 15:00〜17:00
参加方法:参加用URLを当日までにお申し込み時のご登録メールアドレスにお送りいたします。
お申し込みフォーム:https://peatix.com/event/2896025/

■プログラム

15:00-15:05 :開会のご挨拶(J-Oschis発起人代表 安部計彦)

15:05-16:05:プレゼンテーション
 発表1:児童相談所第三者評価の概要(西南学院大学 安部計彦)
 発表2:なぜ第三者評価が必要なのか・子どもの視点から(坪井法律事務所 坪井節子)
 発表3:児童相談所第三者評価の受審者及び評価者の経験から(大阪府 薬師寺順子)
 発表4:一保の第三者評価の評価者・受検受審者の立場から(江戸川区 茂木健司)
 発表5:政策評価の視点から見た第三者評価のポイント(花園大学 和田一郎)
 発表6:これから第三者評価を進めていくために(Living in Peace 慎泰俊)

16:05-17:00:ディスカッションおよび質疑応答
 ゲスト予定:奥山眞紀子(日本子ども虐待防止学会理事長) 山口正行(厚生労働省虐待防止対策推進室)

■プレゼンテーションスピーカーのご紹介

安部 計彦 | 発起人代表
西南学院大学教授。北九州市児童相談所で22年間勤務した後、2005年より現職。社会福祉士、臨床心理士、博士(社会福祉学)。市町村と児童相談所との連携、一時保護所、ネグレクト等を研究テーマとしている。一時保護所および児童相談所の第三者評価委託研究の座長をつとめた。

坪井 節子 | 発起人
78年早稲田大学第一文学部卒業。80年弁護士登録。89年から東京弁護士会子どもの人権と少年法に関する委員会委員。93年日弁連子どもの権利委員会委員(現在幹事)。01年東京都児童相談所非常勤弁護士(現在協力弁護士)。04年NPO法人(現社会福祉法人)カリヨン子どもセンター理事長(現在理事)。 

薬師寺 順子 | 発起人
大阪府の児童相談所や本庁で勤務し、子ども家庭福祉、特に子ども虐待防止施策や児童相談所現場で子ども家庭支援に取り組む。現在は大阪府中央子ども家庭センター所長。児童相談所の第三者評価の調査研究事業の委員。

茂⽊ 健司 | 発起人
85年から17年まで、児童相談所に勤務。17年から2年間大学教員を務めたのちに、19年から特別区の児童相談所一時保護所開設準備担当課長、20年から一時保護課長。共著に「児童相談所一時保護所の子どもと支援」「子ども白書2020年版」など。

和田 一郎| 発起人
花園大学社会福祉学部教授。社会福祉士・精神保健福祉士。茨城県在職中(本庁児童福祉主管課、児童相談所等)に児童虐待防止対策の政策評価に関する研究で博士(ヒューマン・ケア科学)取得。厚労省一時保護所・児童相談所の第三者評価研究事業員。編著者として「児童相談所一時保護所の子どもと支援」など。

慎 泰俊 | 発起人
2007年に認定NPO法人Living in Peaceを創立し社会的養護下の子どもの支援およびアドボカシーに従事。著書に「ルポ・児童相談所」など。世界経済フォーラムのYoung Global Leader 2018選出。児童相談所第三者評価検討委員会委員。

■お申込み・ご参加にあたっての注意事項

・参加希望の方は、Peatixページよりチケット種別に応じてご購入ください。
・本イベントは特定非営利活動法人Living in Peaceが運営を代行しております。寄付付きチケットの売上は、全額J-Oschisの創設費用に当てさせていただきます。
・チケットは事前にご購入いただく必要がございます。チケット購入者には、前日までにオンライン参加用のURLをお送りします。
・お申込み後のキャンセルや欠席による返金はできませんのでご了承ください。
・回線や機器の状況によっては通信が不安定になり、音声・映像等の不具合が発生する可能性がございます。その場合においても返金等にはご対応いたしかねますことを予めご了承ください
・本イベントの様子は写真や映像で記録させていただきます。記録した写真や映像はブログやSNS等でイベントレポート、アーカイブとして公開する場合があります。目的外使用は致しませんので、あらかじめご了承ください。

記者会見のご案内

シンポジウム閉会後、17:30〜18:00にてメディア関係者様向けにオンライン記者会見を実施いたします(出席者:安部計彦 坪井節子 慎泰俊)。

シンポジウムとは別途事前お申し込みが必要となります。参加をご希望される方は下記フォームにて【2021年9月24日】までにお申し込みください。


お問い合わせ先

認定NPO法人Living in Peace (担当:大沼)
Email: inquiry@living-in-peace.org

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