今回の取り組みについて
日本には、さまざまな事情から実家庭で生活できない子どもが約45,000人存在します。そうした子どもたちを家庭で預かり、育てるための制度を「里親制度」といいます。
厚生労働省をはじめとする各機関では、毎年10月を「里親月間」と位置づけ、里親制度やファミリーホームを推進するための集中的な広報啓発を実施しています。
そこでLiving in Peceは、世田谷区でフォスタリング事業を手掛ける児童養護施設・東京育成園と協業し、里親制度の普及啓発事業の企画・運営を開始いたしました。
2020年10月にはフォスタリング機関の公式ホームページ「世田谷の里親相談室 SETA-OYA」を公開。サイト構成、コンテンツの企画制作をサポートするほか、運用改善のレポート業務など、子どもたちが温かい家庭で生活できるよう、さまざまな取り組みを行っています。
「SETA-OYA」は里親制度の普及を目的とし、世田谷区からフォスタリング業務委託を受けた社会福祉法人 東京育成園が運営しているホームページです。里親制度について知りたい方や、里親になりたい方は、ぜひご覧ください。
今後について
LINE相談窓口の設置
LINEでの相談対応を無償で実施します。里親登録とその制度理解の普及・啓発を目的として、地域密着型の情報提供を目指します。
里親支援マップの公開
里親になられた方々が、親子関係を育みお子さんの健全な成長をサポートできるようにそれぞれに直面する課題に応じて必要な支援機関等の情報を提供します。
里親カフェなど普及・啓発活動の実施
里親カフェの運営、制度説明会や出前講座の実施など、里親制度の認知向上や里親登録件数増加を目的としたさまざまな事業を行います。