「移民・難民の子どものいのちを守る基金」
〜セーフティネットからこぼれ落ちる子育て世帯へ〜
認定NPO法人Living in Peace(以下、LIP)は本年1月から3月まで続いた複数の都府県での緊急事態の発令を受け、移民・難民として日本で生活する子育て世帯への現金給付支援を実施いたします。
新型コロナウィルス感染拡大の影響が長期化するなかで、従来よりさまざまな不安を抱えて生活していた移民・難民の子育て世帯がさらなる困窮に追い込まれています。なかには、在留資格の限定によって「最後のセーフティネット」と言われる生活保護制度からもこぼれ落ちてしまう世帯も少なくありません。
そして、そのしわ寄せが向かう先は、社会でとりわけ弱い立場にある子どもたちです。
どんな社会制度も万全でない。それが昨今の緊急的事態下でいっそう明らかになりました。であれば私たちLIPは、微力でも同じ地域社会を生きる移民・難民の子どもとその親が抱える困難に心を寄せ、その方々の生活を支えるアクションを起こしたいと思います。本基金による支援が必要とする世帯に届きますよう、関連する支援団体の皆さま、どうぞお力添えをお願いいたします。
支援報告書
第三弾 公募について
●支援方法
対象世帯の支援団体からの申請に基づき、現金給付を行います。
●支援対象世帯
以下の要件をいずれも満たすこと
(1)世帯員のいずれかが外国籍または無国籍であり、日本国籍をもたないこと
(2)以下のいずれかの者と日本で生計を共にし、かつ、同居していること
(a)2021年3月末時点で18歳以下の年齢の子ども
(b)申請時点で妊娠している者
(3)生活保護利用世帯と同等に生活困窮度が高いこと
(4)以下のいずれかの理由により生活保護を利用することができないこと
(a)生活保護を利用できない在留資格を有している
(b)在留資格がない
(c)上記各号以外の、制度的または外的要因
●支援給付額
以下の基準に沿った金額を、LIP よりお申し込みいただいた支援団体の口座へお振り込みいたします。 支援団体経由で当事者へと現金の支給を行っていただきます(後日、支給報告をいただく予定です)。
●申請書類
(1) 同意書
(2) 応募フォームへの入力(団体情報)
(3) 申請フォームへの入力(世帯情報)
●申請方法
(1)同意書
・同意書(PDF)をダウンロードし、内容をご確認の上、署名・押印いただき、PDF化したデータをいのちを守る基金事務局宛(emg[at]living-in-peace.org)にご送付ください
・合わせて、署名・押印いただいた原本を、以下の住所まで郵送にて発送ください。
〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町 5-1
認定NPO法人Living in Peace いのちを守る基金事務局
(2)応募フォームへの入力(団体情報)
・応募フォーム(こちらをクリック)からご記入の上、送信ボタンを押してください。
・応募フォームにご記入いただく振込先のご口座は、原則として団体名義のご口座でお願いいたします。団体名義のご口座でのご対応が難しい場合は、ご相談ください。
(3)申請フォームへの入力(世帯情報)
・申請フォーム(こちらをクリック)からご記入の上、送信ボタンを押してください。
・1世帯につき1回申請いただく必要があります。複数世帯について申請いただく場合は、複数回申請ください。
・1回で最大6人の世帯員まで記入いただけます。世帯人数が7人以上の世帯の場合は、
お手数ですが、2回に分けて申請してください。
その際は、1回目と2回目の世帯代表者氏名に同一の方を入力いただき、
2回目の入力内容として、7人目以降の世帯員の情報から入力を再開してください。
・当フォームは作成途中の保存ができません。申請フォーム全体像(PDF)から、必要事項を予めご確認のうえ、作成をお願いいたします。
応募開始日: 2021年8月1日(日)
応募締め切り日: 2021年8月27日(金) 23:59 迄
※(1)(2)(3)の全てを完了させてください。
※締め切り日を過ぎてからのご申請はお受けできませんのでご了承ください。
Q&Aに関する資料は、下記をご確認ください。
●お問い合わせ先
いのちを守る基金 事務局
Email: emg [at] living-in-peace.org