Living in Peaceはメイン事業のみならず、さまざまなアプローチから子どもたちの養育環境の改善に向けた取り組みを行っています。
アドボカシー活動
Living in Peaceは認定NPO法人として非営利事業を行っていくだけではなく、官民問わず様々なセクターと連携をすることによって、社会に対しより大きなインパクトを生み出すことの重要性を認識しています。
その一環として、全国の自治体および民間団体の有志が参加する「子どもの家庭養育推進官民協議会」において2016年の協議会設立以来、代表幹事を務め、政策提言、アドボカシー活動等に取り組んでいます。
また、2016年度には宮崎県日南市における子どもの貧困対策事業のアドバイザーを務め、当市の小中学生を対象とした悉皆調査、およびその結果の分析を通じて「日南市子どもの未来応援プラン」策定に関わっています。詳しくはこちらをご覧下さい。
広報・啓発活動
子どもたちを取り巻く社会情勢は、日々刻々と変化しています。
そうしたなか、社会のありかたも日々変わっていかなければなりません。すべての子どもたちに充分な養育環境を提供するため、社会はいかにあるべきなのか。これは、私たちみなで考えていかなければならない問題です。
そうした機会を創出するため、Living in Peaceは数多くの児童福祉にかかわる専門家の方々や、多くのステークホルダーと連携し、イベントの開催やウェブコンテンツの公開など、情報発信・啓発活動に取り組んでいます。
にしなり支援
Living in Peaceは2016年より、認定NPO法人こどもの里のバックオフィス支援に始まり、大阪府大阪市西成区における家庭支援の取り組みを、本業で培ったスキルを活かしながら包括的にサポートしています。
大阪市西成区は、歴史的な経緯から、さまざまな困難を抱えた子育て世帯が少なくなく、「しんどい親子を地域で丸ごと支えていく」ために民間と行政が連携し、全国的にも先進的な子ども家庭支援を行ってきた地域です。
2019年からはかかわり先を増やし、LIPの総合力を活かし各団体の卓越した現場力を補う連携支援を行っています。
支援先例 「認定NPO法人こどもの里」のバックオフィス支援 「ステップハウスとも」(若年女性・母子の自立を支える施設)の資金調達支援 「にしなり★つながりの家」(しんどい親子が支援者と生活もできる地域の実家)設立に向けた支援 「わが町にしなり子育てネット」(虐待予防を目的とした民間主導子育て支援ネットワーク)の体制強化支援