難民プロジェクトが目指している社会
私たちは「難民に平等な機会」を実現するため、日本に逃れてきた難民の方々が自立して暮らせる社会をつくることを目指して活動しています。
自立には経済的・精神的・社会的の3つの要素があり、一人ひとりが自分らしくキャリアを形成し、安定した収入を得て生活することが自立につながると私たちは信じています。また同時に、個人の自立を下支えする社会とは、個々の多様な価値観や生き方が共存できる大きな器であることが必要不可欠だとも考えています。
私たちは、キャリア形成・就労のサポートを一つの柱に、難民の方々を受け入れる社会につなげていくための働きかけを行っています。また、その土台づくりとして、難民の方々が日本で生きていくために必要なスキルアップの機会も提供しています。
難民プロジェクトの沿革
2017年に日本国内の金融アクセスの問題に目を向け、マイクロファイナンスプロジェクトのR&D事業として、難民問題を調査し始めたのがきっかけです。
2018.4
マイクロファイナンスプロジェクト、こどもプロジェクトのメンバー8名で難民プロジェクトを立ち上げ
2018.5
就職活動支援セミナー初開催、伴走型の就活支援を開始
支援した難民の背景を持つ学生が内定を獲得
2019.8
LIP-Learningトライアル事業開始
2020.2
東京大学・筑波大学との共同研究開始
2020.8
LIP-Learning本格ローンチ
2020.11
キャリアサポートプログラムがUNHCR駐日事務所の後援を得る
2023.6
Clutural Diversity Indexを策定・公開