こどもプロジェクトとは

Living in Peaceこどもプロジェクトの取り組みは2009年にスタートしました。ここでは、私たちの目指す社会のビジョンや、大切にしている考え方などを紹介します。

こどもプロジェクトの歩み

Living in Peaceこどもプロジェクトは、「すべての子どもに、チャンスを」をスローガンに、2009年以来、日本で生活する子どもたちの機会不平等を解決する取り組みを行ってきました。

先進国である日本において、子どもたちが抱える問題は、特定の背景や属性と結びつく機会の不平等として現れます。

自然災害を除けば、戦争や飢餓によって生存が脅かされることは稀です。

しかし、国連からたびたび勧告を受けているように、すべての子どもたちに十分な育ちが保障され、子どもの権利が守られているとは言い難い現状があります。

とくに、子どもが様々な育ちづらさを抱えた家庭に生まれた場合、その後の達成において著しい不均衡が生じています。

親からの虐待などを背景に児童福祉施設など社会的養護下で生活する子どもたちや、経済的困窮などの困難を抱える家庭で育つ子どもたちの十分な育ちを保障することで、「すべての子どもが、生まれや育ちのために自らの可能性を諦めなくてよい社会」を作ること。それが私たちのミッションです。

活動趣意書

Living in Peaceこどもプロジェクトは、私たちが何のために活動しているのか、誰のために、どのように活動すべきなのかを見失わないよう、以下のような活動趣意書を設けています。

〈目指すもの〉
私たちは、「すべての子どもが、生まれや育ちのために自らの可能性を諦めなくてよい社会」を作ることを究極の目標とします。
そのために、社会的養護下ないし要支援家庭で生活する子どもの十分な育ちを保障すべく、社会課題解決方法を創出し、その普及を目指します。

〈事業のありかた〉
私たちは、パートタイムNPOであるために持ち合わせる多様なスキルや経験、価値観を活かし、先進的かつ効果的な事業に挑戦します。
一方で、パートタイムNPOであるために抱えている時間的制限や、その他の制約を忘れずに活動します。

〈提供する価値〉
私たちは、子どもに機会の平等を、メンバーには自己実現・成長・理念を共有できる仲間を、社会には誰もが社会課題に関わることのできる場を提供します。

〈大切にしたいこと〉
私たちは、問題に直面したときには、次の五つを基準に判断します。

 1.すべてのステークホルダーの中で子どもを最も優先すること
 2.誠実かつ正々堂々たること
 3.理念の下にすべてのメンバーが平等であること
 4.チームとして結果に責任をもつこと
 5.本業と家庭をLiving in Peaceの活動に対して優先させること
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