
2025年3月16日(日)、関西の児童養護施設よりご依頼をいただき、「お金の危ない罠」をテーマにした金融教育講座を開催しました。
参加してくれたのは、約20名の中高生たち。
社会に出る前の大切なタイミングで、リボ払い・後払い・詐欺といった「お金の落とし穴」について学ぶ機会となりました。
この講座が実現した背景には、以前に同地域の施設で実施した弊団体のキャリアプログラム「おしごとリップ」にあります。
その際、施設の先生方から「ぜひ、他の子どもたちにもこの講座を届けてほしい」と熱心なご要望をいただき、今回の実施に至りました。
講師を務めたのは、本業が金融コンサルタントであるLIPメンバー。
実際の現場経験を活かし、「リボ払いや後払いのリスク」「最近脅威を増している様々な詐欺について」「延滞による信用情報への影響」など、教科書には載っていない「リアルな金融の知識」を子どもたちに伝えました。
【講座内容のポイント】
- リボ払いや後払いの仕組みとリスク
- 巧妙化する悪徳商法・ダークパターンの解説
個人信用情報と延滞の影響 - 「良い借金/悪い借金」の見極め方
- 実社会で活きる判断力の育て方
【参加した子どもたちの感想(抜粋)】
- まず自分にとって良いことなのか、自分で責任を持てるのかを考えて行動しようと思いました
- 流行している悪徳商法について知ることができてよかった
- 詐欺について具体的に学べたのが印象的でした
- お金の使い方を学ぶ大事な時間になりました
- 金利や手数料が少し難しかったので、少し理解できない部分もありました
子どもたちが社会に出ていく中で、このお金の教育講座で学んだ「お金との向き合い方」が自立への一助となることを願っています。
そして、このような学びの場を提供できるのも、皆さまの日頃からの温かいご支援のおかげです。
改めて感謝申し上げます。
今回のお金の教育講座は、「おしごとリップ」をきっかけに開催された単発講座でした。Living in Peaceでは、より多くの子どもたちに「自立に必要なお金の知識」を届けていくため、共に活動してくださるメンバーを募集しています。ご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひこのニュースレターをご転送いただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。