開催報告:【インドネシア現地の話を聞いてみませんか?】 気候変動と貧困問題について知ろう!〜インドネシア・コーヒー農家を例に〜


■開催日時 : 2024年4月14日(日)14:30~16:00

■開催形式:オフライン(リトルトーキョー 3階)


2024年4月14日(日)に、Living in Peace グリーンビジネス支援グループは、「世界が直面している気候変動と貧困問題〜インドネシアのコーヒー豆を例に〜」をテーマに、初めてのオフラインでのイベントを開催いたしました。

近年、地球規模での気候変動が進む中、その影響は地球上のあらゆるコミュニティに深刻な影響を与えています。特に、貧困層や脆弱な地域の人々は、気候変動によるリスクや負荷を最も強く受けています。

今回のセミナーでは、より多くの方に気候変動と貧困問題について関心を持っていただくため、気候変動の基礎的な内容を最近のニュースを踏まえて紹介するとともに、インドネシアのバリ島で活動する私たちの仲間(su-re.co)が作成した動画を通じて、現地の状況をお届けしました。
現地のパートナーsu-re.coの皆様には、貴重な情報提供とご協力に心より感謝申し上げます。

当日は総勢9名、小学生から幅広い年齢層の方々に参加いただきました。
ご参加いただき、誠にありがとうございました!

【当日のプログラム】

1. 気候変動が与える影響

  • 気候変動とは?
  • 気候変動の原因
  • 気候変動の影響と貧困問題

2.インドネシアの現状

  • インドネシアの気候変動の現状
  • 気候変動によるコーヒー農家への影響
  • su-re.coの取組紹介

3.Living in Peaceグリーンビジネス支援の活動紹介

  • 活動目的
  • 活動紹介(コーヒー等農作物の国内営業支援、情報発信、現地訪問)

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イベント内容について

1. 気候変動が与える影響と貧困問題

参加者のみなさんと一緒に考えるコーナーとして、気候変動が与える影響について、身近な例で「米の1等米比率」を挙げました。

有名な「コシヒカリ」の原産、新潟県内でも一等米比率に気候変動の影響が出ています。
2023年度における「コシヒカリ」の一等米比率は3.6%。(※2022年度より76.6%減)
一方で、「新之助」の一等米比率は97.3%。(※2022年度より0.5%減)

日本でも主食であるお米を含め、農作物への影響を及ぼし始めています。しかしながら、影響は農作物だけではありません。

この様な気候変動の背景と原因は、平均気温の上昇であり、IPCCによると人類の活動により温室効果ガスが大気中に増えたことが原因でほぼ間違いないと報告しています。

1890〜2020年世界の年平均気温の推移を見ると、上昇傾向にあります。

では、なぜ気候変動問題が貧困に結びつくのでしょうか?

2. インドネシアの気候変動の現状と、気候変動によるコーヒー農家への影響、su-re.coの取組紹介

気候変動の原因と影響、貧困問題のテーマでお話をした後は、本題のインドネシアの現状についてお話しました。

現地からの声として、動画を通してお届けしました。

写真:BBQの様子

3.Living in Peaceグリーンビジネス支援の活動紹介

私たちグリーンビジネス支援は、実際にメンバーの目で見て、現地の声をお届けするために2023年度にインドネシアへの現地渡航を行いました。

実際の活動内容につきましては、下記の記事をご覧ください。

今後も、グリーンビジネス支援グループでは、「世界が直面している気候変動と貧困問題」について、みなさんと一緒に考えていくワークショップを引き続き企画していきます。

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