第2回「おでかけリップ」すみだ水族館と東京スカイツリー訪問

 「おでかけリップ」とは、外国ルーツの子どもたちが自分で進みたい未来についてのイメージを持つことができるように、体験プログラムを提供する取り組みです。

 現在、「おでかけリップ」はトライアルとして取り組んでおり、全4回のうちの2回目を2月に実施しました。

 第2回は、自分たちで計画し実行できるという経験を通して成功体験を積む、という目標のために、事前にオンラインで計画を立ててもらった上で体験プログラムを実施しました。

 2つのチームに分かれ、Aチームは小学生2人と年長さん、子どもたちのお母さんが参加し、すみだ水族館と東京スカイツリーへ訪れました。

 東京駅に集合し、まず丸の内のオフィスビルに驚く子どもたち。メトロを使いスカイツリーへ向かい、スカイツリータウンのキラキラしたショップ街に足を踏み入れました。

 ポケモンや様々なグッズに目を奪われつつ、すみだ水族館へ。 幻想的なライティングでディスプレイされたクラゲや珍しいチンアナゴ、鮫やペンギンを、夢中になってカメラに収めていました。そして上手く撮れた写真を自慢気に見せてくれたりしました。

 昼食は巨大な餃子やチャーハンでエネルギーを補給した後、スカイツリーの展望デッキへ。地上350メートルの展望デッキでは「車や家がおもちゃみたい!」と言って興奮気味で窓に張り付いていました。その後は地上450メートルの天望回廊まで上りましたが、人の多さと暑さで疲れてしまったようでした。

 後日オンラインで発表会を実施し、スライドを使って達成感を披露してくれました。「百聞は一見にしかず」の貴重な体験となりました。

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